北海道は、31日、酒気帯び運転やセクハラをしたなどとして、北海道職員7人に対する懲戒処分を発表しました。
北海道によりますと、胆振総合振興局の56歳の男性職員は、2023年10月、車で札幌市内の居酒屋に出かけ、午後9時ごろから飲酒した後に、車を運転。酒気帯び運転で警察に検挙され、停職4か月の懲戒処分を受けました。
宗谷総合振興局の23歳の男性職員は、2023年5月、職場の親睦会の口座から複数回にわたって預金を引き出すなどし、約15万円を盗みました。男性職員が会計担当者に盗んだことを話したことから、被害が発覚、停職3か月の懲戒処分を受けました。23歳の男性職員は「家族の病院代や自分の生活費に必要だった」などと話し、全額弁済したということです。
空知総合振興局の49歳の男性職員は、今年3月、部下の女性職員の頭や右頬をさわるセクシャルハラスメントをしました。女性職員は、その後、北海道のハラスメントの相談窓口に被害を申告。49歳の男性職員は10分の1の減給1か月の処分を受けました。男性職員は「自分としては、セクハラの認識がなかった」「認識が足りなかった」などと話しているということです。
このほかに、勤務中に公用のパソコンで、スポーツニュース関連のサイトを見ていたなどとして、職員4人が戒告処分を受けました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。