北陸電力は31日、民間保険会社と締結している原子力損害賠償責任保険に関する2020年5月更新の通知が漏れていたとして、文部科学省から厳重注意を受けたと発表しました。

北陸電力によりますと「原子力損害の賠償に関する法律」に基づき、原子力発電を行う電力会社は、原子炉の使用目的や基数、原子炉施設の構造や設備、原子力損害賠償責任保険に関する事項に変更があった場合は文部科学省に通知しなければなりません。

今回は、電子力損害賠償責任保険の2020年5月更新に伴う変更・更新について、更新後に提出が必要な保険証券の文部科学省への通知が漏れていたということです。

北陸電力は「文科省からの厳重注意を真摯に受け止め、業務処理マニュアルの見直しや担当者教育の充実、複数人によるチェック体制の強化等、再発防止に万全を期してまいります」とコメントしています。

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