帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県松山市に本社を置くコンピューターシステム開発の「サイバースペース」が、31日までに事業を停止し、自己破産の準備に入ったということです。

負債は推定7000万円ですが、変動している可能性もあるということです。同社は2002年創業。

大手の下請けとしてシステム開発や人材派遣を手掛けていたほか、自社開発の顧客管理システムパッケージソフトの販売などを行い、ピーク時の2022年12月期には約1億7000万円を売り上げたということです。

ただ、その後、景況の変化などによる受注低迷に加え、増員を続けてきた従業員の人件費も重荷となり、収益が悪化。

2023年10月には資金繰りが行き詰まり、翌2024年3月末に全従業員を解雇、システム販売などに取り組み再建を図ったものの改善には至らず、今回の措置を取ったということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。