30日午後、北海道苫小牧市の歩道橋を自転車で走行、歩いていた男性に注意されると、顔を何度も殴り、けがをさせたとして、30歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市木場町に30歳のパート従業員の男です。
 この男は30日午後4時15分ごろ、苫小牧市青葉町の歩道橋で、面識ない50代の男性の顔を何度も殴り、打撲させた疑いが持たれています。
 警察によりますと、男は歩道橋を自転車で走行、歩いていた男性に「自転車を押して、歩いてくれ」と注意されると、腹を立て、犯行に及んだとみられています。
 目撃した人が「顔を殴られて、けがをしている男性がいる」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で男を逮捕しました。
 取り調べに対し、30歳のパート従業員の男は「顔を殴って、首を絞めたことは間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
 現場の歩道橋は幅が1.5メートルほどしかなくて「自転車を押して通行してください」と注意を促す看板もありました。
 警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。