京都府の和束町議会議員が事務所家賃の一部を滞納し、裁判所が支払いを命じたものの
応じていないことが分かりました。判決は確定していますが、町議はMBSの取材に「判決に納得していないから払わない」と話しています。

 関係者によりますと、京都府和束町の宗健司議員(60)は、自身が代表を務める企業が奈良市内に借りていた事務所の家賃3か月分などを滞納していたとして、家主側に民事訴訟を起こされていました。

 2022年6月までに奈良簡裁は宗議員に滞納額など計20万円あまりを支払うよう命じて判決は確定しましたが、宗議員は応じていないということです。

 2023年8月、和束町議の補欠選挙で当選した宗議員。5月29日、MBSの取材に対してこう話しました。

 (京都府和束町 宗健司議員)「納得できるんなら支払いますよ、いくらでも。裁判で判決が出たとしても納得できないものは納得できませんやん」

 また、和束町議会の吉田哲也議長は「プライベートとはいえ裁判が終わっているので議員として支払うよう指導する」とコメントしています。

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