エアコンや扇風機が欠かせなくなる季節を前に、NITE=製品評価技術基盤機構は、製品の経年劣化や誤った使い方をしたことにより発火する事故に注意を呼びかけています。

NITEによりますと、エアコンや扇風機が発火するなどといった事故が5年間で403件起き、そのうち4割余りにあたる174件が6月から8月の間に起きました。

エアコンをクリーニングする際、洗浄液がエアコン内部のモーターに付着し発火したケースや、扇風機の電源コードが破損し発火したケースもあったということです。

また、事故があったエアコンや扇風機の半数余りが製造から10年以上経過していて、中には47年以上使用した扇風機が部品の経年劣化によって発火したケースもあったということです。

NITEは、▼「エアコンの内部洗浄などはメーカーや専門業者に相談してほしい」としたうえで、▼製品の標準使用期限を確認し、▼異常があった際は製品を買い替えるよう呼びかけています。

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