渋滞解消などを図るため、将来の熊本都市圏の交通のあり方を検討する協議会が開かれました。

この協議会は、熊本市とその周辺の合わせて12市町村の自治体や公共交通機関の事業者などで構成していて、2016年に策定したマスタープランの更新が目的です。

きょう(5月30日)の会合では、2023年10月から11月にかけて、この都市圏に住む人に行った移動調査の結果が報告されました。調査は、移動手段や目的などを調べるものです。

今回の調査では、11年前(2012年)に行った調査と比べて、在宅勤務の定着などで外出率が約10ポイント減少する一方、交通手段に自動車を使う人が増えていました。 

外出率・・・2012年:88.5% → 2023年:79.0%(9.5ポイント↓)
自動車利用・・・2012年:64.4% → 2023年:67.0%(2.6ポイント↑)

協議会ではこの結果を基に、2025年度末までに新たなマスタープランを作る予定です。

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