2020年に青森県六ヶ所村の沖合いで、貨物船が漁船と衝突し乗組員13人が行方不明となった事故で、運輸安全委員会は事故の原因を、魚群探知機の確認で漁船が貨物船の針路変更に気が付かなかったことが考えられると取りまとめました。

運輸安全委員会は30日、2020年2月に六ヶ所村の沖合約12kmで発生した外国船籍の貨物船と八戸市の水産会社の漁船「第八富丸」の衝突事故に関する報告書を発表しました。

この事故では、貨物船の外国人乗組員13人の行方が分からなくなりました。

この事故原因について、運輸安全委員会は漁船の漁労長が魚群探知機を見ていたため、針路を左に変更し漁船に近づいていた貨物船に気が付かなかったと考えられるとしています。

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