15日午前、北海道北部の鷹栖町のブリーダーの施設から逃げ出した「アメリカン・ピット・ブル・テリア」…警察などが行方を追っていますが、目撃情報がない中、施設が取材に応じ、画像を公開しました。

 15日午前9時半ごろ、鷹栖町のブリーダー施設「トレジャーハウス鷹栖町犬舎」から逃げ出した「アメリカン・ピット・ブル・テリア」…施設の従業員によりますと、画像は去年7月、1歳2~3か月の時に撮影されたものです。

飼育されていた施設のコンテナ

 名前は「ボス」…撮影から9か月ほど経つので、今は画像より少し大きくなり、体高およそ50センチ、体重は20キロほど。

名前は「ボス」現在は体高50センチ、体重20キロほど(ブリーダー提供)

 掃除のため、2頭を飼育しているコンテナを開け、すぐ近くの鎖にリードを繋ごうとした際、近づいたトラックの音に興奮したのか、1頭が施設外に逃げ出しました。

トレジャーハウス鷹栖町犬舎

 「アメリカン・ピット・ブル・テリア」は気性が荒く、闘犬としても飼育され、本能で凶暴になることもありますが、逃げた犬は、ふだん、子どもと一緒に寝てるくらい穏やかで、比較的、人懐っこく、そこは誤解しないで欲しいということです。

逃げ出した「アメリカン・ピット・ブル・テリア」(去年7月の1歳2~3か月時、ブリーダー提供)

 鷹栖町は箱わなを設置、職員が行方を追い、警察もパトロールしていますが、逃げ出してから一夜明けた16日午前、目撃情報などの手がかりはないということです。

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