信州大学で英語を教えていたイギリス人男性が、大学による雇い止めは無効と訴えた裁判の第1回口頭弁論が開かれ、大学側は訴えを退けるよう求めました。

信州大学の元・准教授のマーク・ブライアリーさんは、3年以内の短期契約を繰り返し結ぶ形で19年間、大学で英語を教えてきましたが、2024年3月で契約終了となりました。

裁判では『5年の任期を超えた労働者は無期限の雇用へ転換することができる』と定めた労働契約法の対象に、ブライアリーさんがあたるかが争点です。

29日の裁判で大学側は、請求の棄却を求める答弁書を提出。

一方、ブライアリーさんは「自分の仕事を取り戻したい」などと意見を述べました。

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