北信越を中心に犯行を繰り返していたとみられるベトナム人の男５人が、警察に逮捕されました。警察は、５人が能登半島地震の被災地でも、住宅に侵入し貴金属類などを盗み出していた可能性があるとみて、捜査しています。
富山県警、長野県警、新潟県警、石川県警、栃木県警の合・共同捜査でにより、ベトナム国籍の男を5人を邸宅侵入と窃盗の疑いで逮捕しました。
警察によりますと5人は、ことし4月3日午前4時ごろ長野市内の空き家の窓ガラスを割って侵入しブローチやペンダント、イヤリングなどの貴金属5点（21000円相当）を盗んだ疑いがもたれています。
5人は、同郷者と、SNSで知り合った仲間で構成されたグループとみられ、技能実習生などとして入国していましたが、うち4人は在留期限を越えてオーバーステイしている可能性もあるということです。
また犯行に使われた2台の車両のナンバープレートは盗品に付け替えられており、警察は、見張り役と侵入役など役割を分担して犯行に及んだとみています。
警察の取り調べに対し、男らは容疑を認めており、警察は富山県内や石川県内の能登半島地震の被災家屋にも侵入し窃盗を繰り返すなどしていた余罪の可能性もあるとみて、捜査を進めています。
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