東海地方は岐阜県を中心に大雨になっていて、ピークは過ぎたとみられますが気象台は引き続き河川の氾濫などに警戒を呼びかけています。

岐阜県下呂市では、午後6時40分に市内を流れる飛騨川の水位が氾濫危険水位を超えたため、市内全域に「高齢者等避難」が出されましたが、その後水位が下がり午後10時45分に解除されました。

また郡上市では一時、避難指示が出されましたが、午後11時10分にすべての避難情報が解除されました。

岐阜県は災害対策本部を設置し情報収集にあたっていますが、今のところ被害の情報は確認されていないということです。

27日の降り始めから29日午後11時までの雨の量は、高山市船山で278.5ミリ、下呂市萩原で239.5ミリと各地で5月1か月間に降る平年の雨量を超える大雨になっています。

雨のピークは越えたとみられますが、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため、気象台は引き続き、河川の氾濫や土砂災害への警戒を呼びかけています。

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