Youtubeやインスタグラム上にある副業についての広告をクリックしたことをきっかけにウソの料金を請求され、現金をだまし取られる被害が県内で相次いで確認されています。

警察によりますと、今月上旬、上山市の30代男性が、Youtubeを利用中に「簡単に稼げる」などという内容の広告にアクセスし、LINEの友だち登録をしたところLINEで「動画をスクリーンショットして送信すると報酬がもらえる」などと連絡が来たということです。

男性が指示通りに画像を送信したところ、実際に2000円ほどが振り込まれました。

さらに男性は、資金を増やせば報酬が上乗せされるとして現金を次々に要求され、
合わせて77万円をだまし取られました。

他にも今年2月上旬に山形市の30代女性が、インスタグラムの「すきま時間に副業」という動画に載っていたLINEアカウントを友だち登録したことをきっかけにお金を稼げるプランへの参加費用や暗号資産の購入などの名目で合わせて20万5000円をだまし取られました。

警察は、SNS上の「簡単に稼げる」といった副業広告からLINEに誘導され、教材費や登録費用、違約金の名目などで現金をだまし取る詐欺の手口が増えているとして、現金などの振り込みを要求されても応じず、警察に相談するよう呼びかけています。

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