島根県松江市に本店を置く山陰合同銀行は、業務委託している会社のパソコンで27日にコンピュータウイルスの感染が確認されたと発表しました。28日午後3時現在、各種ご案内帳票の作成ができない状況だということです。

山陰合同銀行によりますと、この会社への業務委託内容は、各種ご案内帳票の作成・発送業務ということで、28日以降、委託先における帳票作成ができない状況であるため、お客様への帳票の郵送ならびに電子帳票交付サービスへの掲載が止まっているということです。

山陰合同銀行から委託先に対しては、送付先データや帳票に印字するデータを送信していますが、今回コンピュータウイルスの感染が確認されたネットワークとは別のネットワークで送受信を行っているため、銀行側へのウイルス感染の可能性はなく、現時点で委託先から顧客情報の流出等の報告は受けていないということです。

対象となっている帳票は「当座勘定照合表」「お取引明細表」「手数料引落通知書兼領収書」など35種類で、代替手段を検討しているほか、急ぎの場合は最寄りの営業店で個別に対応するとしています。

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