25日夜、福岡市の繁華街・天神近くでタクシーが歩いていた女性5人のグループに突っ込む事故が起きました。

警察は過失運転傷害の疑いもあるとみて、運転手から話を聞くなど事故の原因を調べています。

25日午後8時40分ごろ、福岡市中央区今泉で、「タクシーが暴走し、複数の歩行者をはねた」と110番通報がありました。

タクシーは歩いている女性5人グループに突っ込んだ後電柱に衝突しました。

この事故で、那珂川市の女性(22)は脳しんとうと顔面打撲、久留米市の女性(21)は両足に擦過傷、大野城市の女性(19)は足と頭部を打撲しました。

また、タクシーの男性運転手(74)もフロントガラスに頭をぶつけ、頭部を打撲しましたが、いずれも軽傷だということです。

タクシーの乗客2人にけがはありませんでした。

現場は福岡市の繁華街・天神地区の一方通行の直線道路で、当時は週末の夜で人通りも多かったということです。

警察は「タクシーが前の車を追い越そうとして、歩いていた女性グループに突っ込んだ」とみています。

タクシー会社の担当者によりますと、ドライブレコーダーの映像では、タクシーが前の車を追い越そうと急発進したことが確認できていて、今後、ブレーキとアクセルの踏み間違いがあったのかなど調査するということです。

事故当時の運転操作について、男性運転手は「はっきりとは覚えていない」と勤務先に話しています。

警察は過失運転傷害の疑いもあるとみて、タクシーの運転手から話を聞くなど、事故の原因を調べています。

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