線状降水帯の発生する可能性、予測情報の範囲が広がりました。

気象庁によりますと、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は

◎九州南部・奄美地方では宮崎県と鹿児島県(奄美地方を除く)で28日日中にかけて。
奄美地方で28日日中にかけて。

◎四国地方では徳島県、高知県で28日日中にかけて。

◎東海地方では岐阜県、静岡県、愛知県で28日午後、となりました。


《全国16地点で5月の最大値を更新》

未明からの雨ですでに記録を更新しているところがあります。28日0時から午前8時半までの間の1時間降水量では、神戸市や岡山市、近江八幡市や今治市など西日本を中心とした16地点で、5月の観測史上最大を記録したということです。(一部タイ記録)

長野県松本市松本今井 17.5ミリ 7:04までの1時間

岐阜県高山市宮之前 31ミリ 4:03までの1時間

岐阜県下呂市金山 34.5ミリ 5:35までの1時間

岐阜県白川町黒川 27.5ミリ 7:37までの1時間

岐阜県関ケ原町 20.5ミリ 4:04までの1時間

滋賀県近江八幡市 32ミリ 3:35までの1時間

京都府長岡京市 33ミリ 2:47までの1時間

兵庫県朝来市和田山 30.5ミリ 5:51までの1時間

兵庫県神戸市 38.5ミリ 1:52までの1時間

岡山県岡山市 31.5ミリ 4:34までの1時間

岡山県倉敷市 27ミリ 4:21までの1時間

岡山県笠岡市 22ミリ 3:39までの1時間

愛媛県今治市玉川 30ミリ 2:19までの1時間

愛媛県今治市 30.5ミリ 2:25までの1時間

大分県国東市国見 25ミリ 3:34までの1時間

大分県豊後高田市33ミリ3:05までの1時間


南西諸島や西日本は28日は、東日本や東北地方は29日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

特に、九州南部では28日は、局地的に猛烈な雨が降る見込みです。29日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、

◎東海地方350ミリ

◎近畿地方、四国地方250ミリ

◎関東甲信地方、九州南部200ミリ

◎九州北部地方、奄美地方150ミリ

◎東北地方、伊豆諸島、沖縄地方120ミリの見込みです。線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

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