低気圧や前線に向かって、沖縄の南や日本の南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となっていて、気象庁は、高知県と徳島県に新たに“線状降水帯”の予測情報を発表しました。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分注意してください。
▼雨の予想
四国地方では、２８日夕方にかけて、太平洋側では局地的に雷を伴った非常に激しい雨の降る見込みです。瀬戸内側でも激しい雨が降るでしょう。
・２８日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所
瀬戸内側 ４０ミリ
太平洋側 ７０ミリ
・２８日６時から２９日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所
瀬戸内側 １５０ミリ
太平洋側 ２５０ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある期間と地域は、
・２８日日中
高知県、徳島県です。
▼高知県の雨の予想
高知県では、２８日昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
・２８日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所
中部 ７０ミリ
東部 ７０ミリ
西部 ６０ミリ
・２８日６時から２９日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所
中部 ２５０ミリ
東部 ２５０ミリ
西部 ２００ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
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