将棋の藤井聡太八冠が、名人戦七番勝負第5局で挑戦者の豊島九段に勝ち、将棋界最高峰のタイトルを初防衛しました。


愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太八冠が、一宮市出身の豊島将之九段の挑戦を受ける「愛知対決」となった名人戦七番勝負。ここまで3勝1敗の藤井八冠が、タイトルに王手をかけて臨んだ第5局は、26日から北海道紋別市で行われ、27日午後8時前、藤井八冠が99手で勝利。将棋界最高峰のタイトルを初防衛しました。


藤井聡太八冠
「シリーズの内容としては反省点もあるが、防衛という結果を出せたことはよかった」


豊島将之九段
「(今シリーズは)全体的に良くない手が多かった。名人戦の経験を生かして今後も頑張っていきたい」


現在、同時進行中の「叡王戦五番勝負」では、カド番に追い込まれている藤井八冠。「名人」連覇を弾みに、5月31日に千葉県柏市で行われる叡王戦第4局で八冠独占へ巻き返すか注目です。

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