九州電力は27日、佐賀県玄海町にある玄海原子力発電所4号機で「電動補助給水ポンプ」2台のうち、1台がおよそ3時間にわたって自動起動しなかったと発表しました。

このトラブルによる周辺への放射能の影響はないということです。

九州電力によりますと、玄海原発4号機は3月27日から定期検査中で、27日は非常時の機能について検査が行われていました。

「電動補助給水ポンプ」は、非常時に原子炉の冷却装置へ給水するポンプで、2台が起動できることが保安規定に定められていますが、27日午前11時50分から1台が自動起動しなくなりました。

その後、ポンプにつながるしゃ断機を取り替えておよそ3時間後にポンプが起動し、このトラブルによる周辺への放射能の影響はないということです。

九州電力は今後、取り替えたしゃ断機について詳細を確認するとしています。

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