七ヶ宿ダムの地下通路で3年熟成された日本酒の蔵出し作業が行われ、酒造会社の社員たちが酒瓶を外に運び出しました。
日本酒は、七ヶ宿ダムの地下95メートルの管理用通路で保管されていました。
16日は、酒造会社の社員らが酒瓶を外に運び出していきました。
運び出されたのは、白石市にある蔵王酒造の純米大吟醸で3年間、熟成されました。気温が10度前後に保たれる地下通路に保存することで、味がまろやかになるということです。
試飲した人
「こっちのほうがやっぱり熟成してるしまろやかですね」
小関幸一七ヶ宿町長
「3年目でこのくらい熟成が進んでるので7年目までこの試飲に期待、毎年おいしくなると思う」
七ヶ宿ダムの建設30周年を記念したこの取り組みは2021年に始まり、地下に貯蔵した四合瓶550本を1年に77本ずつ、7年かけて蔵出しするというものです。
15日に蔵出しされた日本酒は、20日から「道の駅七ヶ宿」などで販売されます。
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