26日、JR鹿児島線の博多駅から特急列車に乗りこみ、折尾駅まで無賃乗車をしたとして自称画家の男が逮捕されました。


鉄道営業法違反(無賃乗車)の疑いで逮捕されたのは宮崎県延岡市に住む自称画家の男(46)です。

男は26日午前7時半ごろから午前8時すぎにかけて、JR鹿児島線の博多駅から特急列車に乗りこみ、折尾駅まで無賃乗車した疑いがもたれています。

警察によりますと、男はたびたび車内改札で寝たふりをしたり、トイレに駆け込んだりする様子が目撃されていて、以前から常習的な不正乗車が疑われていたということです。

男の顔を覚えていた乗務員が、偶然乗り合わせていた別の社員と連携。男が折尾駅で降りた際に、駅構内で社員が声をかけたところ、無賃乗車を認めたということです。その後、身柄は駆けつけた警察官に引き渡されました。

男はJR博多駅から1駅分の乗車券しか持っていなかったということです。

取り調べに対し男は容疑を認めたうえで「申し訳ない気持ちがありましたが、帰るのにお金がなかったのでこのようなことをしてしまいました」と話しているということです。

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