北アルプスの前穂高岳で、60代の男性が滑落し、死亡しました。

男性が滑落したのは北アルプス前穂高岳の標高およそ2600メートルの奥明神沢付近で、26日午前6時半すぎに仲間から警察に救助要請がありました。

男性は、午前10時ごろ県警ヘリで救助されましたが、その場で死亡が確認されました。

登山道から100メートルから200メートルほど滑落したとみられています。

男性は25日に3人パーティーで上高地から入山し、26日に岳沢から前穂高岳に向けて登山中、滑落したということです。

ヘルメットは着用していて、現場周辺では雪は残っているものの晴れて風も弱かったということで、警察は、男性の身元の確認を進めるとともに滑落した原因を調べています。

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