きのう(25日)夕方、熊本県産山村でグライダーが墜落して、操縦していた大学生が軽いけがをしました。

「グライダーの翼の部分は折れてしまっていて、周辺には機体の一部が落ちているのが確認できます」(記者)

きのう午後4時半ごろ、産山村のヒゴタイ公園で、近くの施設の関係者から「グライダーが墜落して1人がけがをしている」と119番通報がありました。

警察などによりますと、操縦していたのは、九州工業大学(北九州市)の20代の男子大学生で、足にかすり傷を負う軽傷でした。同乗者はいませんでした。

男子大学生はグライダーの飛行時間を争うサークルに所属していて、当時は訓練中でした。

この大学生は、午後4時ごろに阿蘇場外離着陸場(熊本県阿蘇市)を離陸して、同じ場所に戻る予定でしたが、離陸からおよそ30分後に「高度が低くなったため不時着する」とサークルの仲間に連絡した直後、墜落したということです。

運輸安全委員会は、「航空事故に該当する」としてきょう夕方、航空事故調査官3人を現地に派遣する予定です。

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