新潟県妙高市の『笹ヶ峰高原』は標高1300m。
ここには、少し遅い春が訪れます。
132haの広大な笹ヶ峰牧場や遊歩道が整備されていて、高原に咲く花々を楽しむことができます。
笹ヶ峰は、江戸時代に広大な広葉樹林を切り開いてつくられた場所で、かつてはジャガイモの栽培が行われていました。
その後ジャガイモが病気で全滅し、明治時代に廃村となりましたが、地元の有志により牧場へと生まれ変わり、現在の姿となっています。
新潟県妙高市の笹ヶ峰高原にある『夢見平遊歩道』も、1980年ごろまでは道すらなかったところを、「夢見平遊歩道を守る会」が10年ほどかけて整備したもの。
その中心となったのが、会長の築田昂さんです。
「とにかく驚いた、きれいで…。花がいっぱい咲いていて『すごいな、こんなにいい所が妙高高原にあったのか。これは大勢の人に見せてあげたい』というのが最初のきっかけ」
そんな築田さんたちが整備した遊歩道からは、ミズバショウやリュウキンカなどの高原に咲く花々を楽しむことができ、毎年、新潟県内外から1万人以上が訪れるようになりました。
喧騒を離れ、自然の中に身を委ねる…。
『笹ヶ峰高原』では、新緑の中で過ごす“癒しの時間”を、まだまだ楽しめるということです。
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