能登半島地震の被災地を支援しようと、石川県や富山県の地場産品などを集めた「北陸応援マルシェ」が25日、羽田空港近くの複合施設・羽田イノベーションシティ(東京都大田区)の2階歩行者専用デッキで始まった。北陸の魅力を感じる食べ物や工芸品が並び、家族連れらでにぎわった。

石川県や富山県の地場産品などを販売するブース=25日、東京都大田区で

 両県を中心とした15のブースが出展。来場者は能登かき、ます寿司などを味わい、笑顔を見せていた。干物、地酒、海鮮せんべいのほか、地震被害を免れたという輪島塗や九谷焼なども販売された。  全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」(事務局・城南信用金庫)は、クラフトビール「北陸応援かにエール」を披露。北陸地方特産のベニズワイガニを原料に使って醸造したという。東京新聞も出展し、地震の発生当初から現在までをたどる写真を展示。現地で取材にあたる北陸中日新聞七尾支局の前口憲幸支局長が講演した。  マルシェは26日も開催。午前10時〜午後5時。(鈴鹿雄大) 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。