気仙地域の初夏の風物詩です。「北限の茶」として知られる気仙茶の今シーズン初の摘み取りが25日、岩手県陸前高田市で行われました。

茶摘みが行われたのは海を臨む高台にある陸前高田市米崎町の菊池勉さんの畑です。25日は市民を中心に約10人が集まり、一番茶を摘みました。「北限の茶」とされる気仙茶は主に自家用として飲まれています。2024年は暖かい日が多かったため、例年より2週間ほど早く摘み取りのシーズンが始まりました。

(北限の茶を守る気仙茶の会・菊池司会長)
「初夏の訪れを感じるし、それからこの気仙のお茶を飲んで1年いっぱい元気で働けるなというふうに思っております」

摘み取った茶葉は工場で製茶して6月末に行われる新茶を楽しむ会で味わう予定です。

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