まだ4月なのに、大通公園の温度計は25度!
 札幌市は15日、今年初めて気温が25度以上の「夏日」となりました。観測史上、最も早い「夏日」の観測です。

 札幌市の最高気温は26.1度まで上昇!まさに季節外れ、「7月下旬並み」の気温で上着を脱いで歩く人が多く見られました。

マチの人
「風もないし、めちゃくちゃ暑い。汗かいてきた。連休前だよ、すごいな」
「子どもは半袖で正解。私はジャケットで…暑いです」
「(どうこの天気?)暑い!」

 ぽかぽか陽気は札幌市だけではありません。

 最高気温は北海道オホーツク地方の遠軽町生田原で27.2度となったのをはじめ、道内174の観測地点のうち、28地点で「夏日」を観測しました。

マチの人
「27度ですか?暑い。もう汗だく」
「急に暑くなったから、エアコンの掃除。暑いのはいらんわ、寒いのもいらんけど…」

 一方、まだ雪景色なのは、知床半島です。

 国道334号線・知床横断道路は、冬の通行止め期間中で、4月下旬の開通を目指し、除雪作業のまっただ中です。

 14日は、特別にゲートが開けられ、道路を歩いて楽しむイベント「雪壁ウォーク」が5年ぶりに行われました。

 道路の両側には雪の壁。その高さは最大7メートルもあり、圧巻です。

参加者
(ドイツから)「雪がすばらしい」
(神奈川から)「近づいてくるとすごい迫力で、ずっと見ていたい」
(北見から)「羅臼岳と重なって迫力があった」

 気温5度の肌寒さでしたが、参加者は、春めいてきた日差しに応援されながら10キロのウォーキングを楽しみました。

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