熱帯低気圧がミンダナオ島の東にあって、今後発達しながら北に進む見込みで、24日の夜までには、台風1号になりそうです。

気象庁によりますと、24日の午前9時現在、中心の気圧が1006ヘクトパスカルの熱帯低気圧が、北緯8度40分、東経129度5分のミンダナオ島の東にあって、時速20キロで北西に進んでいます。

今のところ中心付近で最大秒速15メートルの風が吹いていて、最大瞬間風速は秒速23メートルです。

その後、24日の午後9時には、北緯10度10分、東経126度55分のフィリピンの東に進むものとみられ、中心付近の最大風速が秒速18メートルに達して、台風1号となる見込みです。

中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大瞬間風速は25メートルで、時速25キロの速さで西北西に進むとみられています。


25日の午前9時には、北緯11度55分、東経125度55分のフィリピンの東に進んだのち、28日の午前9時には、北緯20度50分、東経127度30分の沖縄の南に達する見込みで、この時点では中心の気圧が975ヘクトパスカル、最大瞬間風速が50メートルの「強い」台風になりそうです。

その後、どの程度まで日本に接近するかは、現時点ではまだわかりませんが、27日から29日ごろにかけて本州付近を前線が通過することから、台風が接近する前から西日本から東北にかけての広い範囲で大雨のおそれがあり、注意が必要です。

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