石川県の南加賀を中心に非常に大きな水害をもたらした2022年8月の豪雨災害を教訓に24日、小松市で水防訓練が行われました。

2022年8月4日からの記録的な大雨では、小松市などで観測史上最大となる24時間雨量を記録し、梯川などの河川の氾濫や土砂災害が発生し、およそ1500棟の建物に浸水被害が出ました。

訓練には国や県、市からおよそ100人が参加し、危険な場所から高齢者らの避難が必要となる警戒レベルが発令され、最大規模の大雨で洪水が発生したという想定のもと行われました。

洪水が発生した際の基本的な対応を時系列に定めた国の流域タイムラインに基づき、職員らが地域の実情に即した対応を関係部局の間で確認しました。

小松市・宮橋勝栄市長「こういったことを繰り返しながら必要なものは足していきながら、しっかりと迅速な対応ができるようにしていくことが一番」

小松市では速やかな情報伝達や避難情報の発令、避難所開設などの手順を共有したうえで、大雨の災害に備えたいとしています。

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