きょう未明に起きた火災は、4人の命を奪いました。

山形県大江町の住宅で火災があり、焼け跡から4人の遺体が見つかりました。

住人5人のうち4人と連絡が取れていなく、警察では、遺体の身元の確認を進めています。

建物から勢いよく噴き出す炎。


1階の窓の中も炎で真っ赤に染まっています。

近所の人「爆発音がして女の人の叫び声が聞こえて初めてで怖すぎて足が震えた。一瞬で火が広がった」


警察や消防によりますと、火災があったのは、大江町楢山の鈴木良勝さんの住宅できょう午前0時40分ごろ、「住宅が燃えていて爆発音が複数回する」などと消防に通報がありました。


深田倫寛 記者「大江町の4人が遺体として発見された火事現場です。ご覧の通り2階部分が完全につぶれてしまっています」

火はおよそ4時間半後に消し止められましたが、住宅が全焼、小屋が半焼し、焼け跡から身元や性別がわからない4人の遺体が見つかりました。


このうち2人は、玄関の近くで発見されたということです。

家には5人が暮らしていて、現在、良勝さんと、息子で20代の皓樹さんと直樹さんそして、良勝さんの母親で80代の勝子さんの4人と連絡が取れていません。


良勝さんの50代の妻は、近所の人がはしごをかけて、2階から救出したということです。


近所の人「(女性が)助けてとか火事だとかばあちゃんの名前や息子の名前とか(言っていたが)泣きじゃくっていたからはっきりとわからなかったかけていたマスクも真っ黒で結構煙を吸ったのかという感じがした最悪だね。本当にかわいそう、本当にかわいそう・・・」


警察では、遺体は住人の4人の可能性も含めて身元の特定を進めるとともに出火原因などを調べています。

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