気象庁の情報によりますと日本のはるか南のカロリン諸島付近にある熱帯低気圧は、あす24日正午までに台風1号(イーウィニャ)に発達すると見られています。2024年では初めての台風発生となる見込みです。

※リンクから台風の進路予測をご覧いただけます。

気象庁の23日正午現在の実況によりますと、台風へと発達するとみられる熱帯低気圧は北緯7度25分、東経133度20分を中心に『カロリン諸島』で西にゆっくりと進んでいます。中心の気圧は1006ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

今後の予想を見てみると、24日午前0時にこの熱帯低気圧は北緯7度30分、東経129度55分を中心に『ミンダナオ島の東』で西に時速30キロの速さで進むと見られています。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

熱帯低気圧は24日正午までに台風に発達している見込みで、24日正午の予想では北緯9度40分、東経128度05分を中心とする『ミンダナオ島の東』で、北西に時速25キロの速さで進む見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。

その後の予想では、台風はフィリピンの東を通り、28日午前9時の段階で北緯21度40分、東経129度05分を中心とする『沖縄の南』に到達。北東に時速25キロの速さで進むと予想されています。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルと予想されています。

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