環境省は、横浜港のコンテナで強い毒を持つ「ヒアリ」が1000匹以上確認されたと発表しました。今年、国内でヒアリが見つかったのは初めてです。

環境省によりますと、今月17日、横浜港の本牧ふ頭にあるコンテナの中で、1000匹以上のヒアリが見つかったということです。

卵を産む女王アリも20匹以上確認されていて、環境省は関係機関と協力しながら周辺にヒアリがいないか調査を行うなどして、国内への定着を防ぐために対応していくとしています。

今年、国内でヒアリが見つかるのは初めてです。人的な被害は確認されていないということです。

このコンテナは先月、中国から運ばれて今月、東京港に到着し、東京・大田区内で荷物が下ろされたあと、横浜港に搬入されていました。

ヒアリは去年、外来生物法に基づき、発見次第、緊急に対処する必要がある「要緊急対処特定外来生物」に指定されています。

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