酒に酔って車を運転し、横転事故を起こしたアメリカ空軍兵。
基準値のおよそ5倍のアルコールが検出されたにも関わらず、「事故を起こすほど飲んでいない」と供述したということです。

浦添市の国道で13日午後、乗用車が横転する事故があり、警察は嘉手納基地所属で28歳のアメリカ空軍2等軍曹を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。

警察によりますと逮捕された2等軍曹は、浦添市牧港の国道58号で宜野湾パイパスから那覇方面に乗用車を走らせていたところ何らかの理由で横転し、反対車線にはみ出して停止しました。

駆けつけた警察官が2等軍曹に事情聴取した際、呼気から基準値のおよそ5倍のアルコールを検出したため現行犯逮捕したということです。

調べに対し2等軍曹は、「事故を起こすほど飲んでいない」と話し、容疑を否認しています。

しかしこの2等軍曹は嘔吐を繰り返すなど体調不良により釈放され、基地内の病院に搬送されたということです。

13日にはこのほか、金武町でアメリカ海兵隊の20歳の上等兵が、那覇市安里で27歳のアメリカ空軍兵長が酒気帯び運転で現行犯逮捕されるなど、飲酒運転によるアメリカ軍関係者の逮捕が相次ぎました。

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