シカの出没で臨時休園していた京都府立植物園が、4月15日午後に営業を再開しました。

 (取材班リポート 4月15日午後1時ごろ)「きのう午前にシカが確認されてから閉園していた京都府立植物園が、今、開園しました。30分ほど前から待っていた多くの方々が続々と入園していきます」

 京都府立植物園によりますと、4月14日、園内にオスとみられるシカ2頭が出没。足跡などから、北東側にある柵の付近から入り込んだとみられますが、職員や来園者にけが人はいませんでした。

 植物園は14日から臨時休園して捜索を続けていましたが、捕獲には至らず、15日朝も警察や職員らが約30人態勢で捜索を続けたということです。

 植物園は、シカが園の外に出ていく様子をセンサーカメラで確認できたとして、15日午後1時から営業を再開しています。

 (京都府立植物園 小林正典副園長)「(Q何度か追い詰めた場面も?)2、3回は追い詰めたところまでいったんですけど、柵を飛び越えたりしたので、なかなか捕獲はできなかったです。(設置したセンサーカメラには)午後8時20分ごろに1頭、午後9時40分ごろにもう1頭、そのあたりで(園外に)出ようとしているシカの様子がうかがえました」

 植物園ではおととしにもシカが入り込んでいて、侵入防止のフェンスを増設したということです。

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