新潟県田上町川船河で木製家具の製造を行っていた『やまだ工芸』が、販売不振から、4月22日までに事業を停止していたことがわかりました。
負債総額約6000万円については今後、弁護士が任意整理に向けて対応するとみられています。
1973(昭和48)年に設立された『やまだ工芸』は、原材料の手配から塗装仕上げまでを一貫で請け負い、顧客からのオーダーに応じたテーブルや食器棚などの木製和洋家具のみならずトレイや鍋敷きなどの小物の製造まで広く手掛けながら、オンラインショップも併設して法人と個人の両方に向けた販売を行っていました。
しかし生活様式の変化や家具の需要低下に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う住宅市場の冷え込みから売上高も減少。
販売不振から採算的にも恵まれない状況が続いていました。
東京商工リサーチによりますと、新潟県内で152件目の「新型コロナウイルス関連破たん」になるということです。
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