春の全国交通安全運動に合わせて、通学路のスピード違反取り締まりが県内一斉に行われました。

15日は4月6日から始まった春の全国交通安全運動の最終日です。

通学路の取り締まりは県内すべての警察署が一斉に実施していて、山口市では、持ち運び可能なスピード違反取締り機が設置されました。合わせて、横断歩道に歩行者がいた場合の一時停止違反の取り締まりもありました。


地域で登下校を見守る人
「すごいんですよ、車が。やっぱしスピードとやっぱし右左よく見て、子どもがね、飛び出すこともありますよね。そういう点をちょっと運転しながら考えてね」

山口県警によりますと、2023年、県内で歩行中の事故でけがをした中学生以下の児童・生徒は46人で、うち27人が登下校中だったということです。


山口警察署 兼安圭三交通課長
「通学路ですので、子どもたちの安全が最優先になります。ドライバーたちには、しっかり安全確認をしていただいて、交通事故防止に努めていただきたいと思います」

4月は、県内で交通事故が相次いでいて高齢者3人が死亡しています。

県は10日に、今年度初となる「交通死亡事故多発高齢者警戒情報」を発令し、注意を呼びかけています。

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