ゆうちょ銀行高岡店の元社員が今年3月、金庫から現金4000万円を不正に持ち出し盗み取っていたことがわかりました。元社員は全額を返していますが遊興費に使うつもりだったということで、3月29日付けで懲戒解雇されています。

ゆうちょ銀行によりますと、今年3月9日、高岡店の金融サービス部長だった50代の男性社員が、金庫内の現金4000万円を不正に持ち出し盗み取ったということです。

現金4000万円は、事態が発覚した3月11日までに本人から全額回収しています。

ゆうちょ銀行は顧客への被害はないとしていて、男性社員が現金を盗んだ理由については、遊興費として使うためだったということです。

この男性社員は3月29日付けで懲戒解雇処分となっています。ゆうちょ銀行は「全行を挙げて再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

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