5月上旬、北海道北斗市の住宅の庭に生後まもない赤ちゃんの遺体を埋め、放置したとして、母親とみられる25歳の女が逮捕された事件…赤ちゃんの死因は、外傷性の頭部出血と判明しました。

 21日午前、検察庁に身柄を送られた住所と職業は自称、青森県弘前市若党町の接客業、大内流星(るな)容疑者25歳…5月上旬、北斗市の親族の住宅の庭に生後まもない赤ちゃんの遺体を埋め、放置した疑いが持たれています。

 その後の警察の調べで、赤ちゃんの死因は外傷性の頭部出血、目立つ大きな傷があるわけではなく、頭の中の出血で、殴られたのか、ぶつけられたのか、落とされたなのかなどは判明していないとされています。

 事件発覚は19日昼ごろ、大内容疑者が親族に伴われて出頭し、供述どおり、親族の住宅の庭で遺体が見つかりました。

 遺体は19日、庭で作業をしていた親族が偶然、発見。

 警察が駆け付けた際には、すでに掘り起こされ、ビニール袋に入れられた状態で、へその緒に胎盤がついていました。

 警察は、生後まもなく死亡後、埋められたとみています。

 まだ、赤ちゃんの母親とは特定されていませんが、大内容疑者は当初の取り調べに対し「私が埋めたことに間違いない。自分が出産した子どもです」などと話しているということです。

 警察は現場検証を終え、遺体をDNA鑑定、赤ちゃんが死亡した経緯などについて、引き続き調べをすすめています。

 近くの住人は大内容疑者について「結婚したって聞いてましたけど…3年以上は(姿を)見てないかも。なんとなく、ヤンチャっぽかった感じの子」などと話していました。

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