兵庫県淡路市の90歳の女性が、介護施設の”名義貸し”をかたるうその電話を信じて現金計2500万円をだまし取られました。

 警察によりますと、去年12月20日、淡路市に1人で暮らす90歳の女性の自宅に、介護施設の事業者を名乗る男から「あなた(女性)の名義で介護施設に入っている者から1000万円が振り込まれている」「これは”名義貸し”という罪で私(男)もクビになるしあなたも罪に問われる」などと電話があったということです。

 男の話を信じた女性は、現金数百万円ずつを合計7回、宅配便で指定された住所に送ったということで、被害額は計2500万円にのぼるということです。

 女性は現金を発送した後、電話をかけてきた男と連絡が取れなくなったことから今月20日、不審に思って警察に相談したことで、被害が分かりました。

警察は、男の行方を追うとともに、宅配便でのお金の支払いを求められた時は”詐欺”を疑い、警察や周りの人に相談するよう呼びかけています。

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