青森県弘前市の友好都市、台湾・台南市の元市長・頼清徳氏が台湾総統に就任したことを祝い、市は頼氏が訪れた際に植樹したリンゴの木を「総統の樹」と命名しました。

弘前市 櫻田 宏市長
「元・頼(台南)市長が植えられた木を、20日の総統就任を記念いたしまして『総統の樹』と命名したいと思います」

弘前市の櫻田 宏市長は20日、頼清徳氏が台湾総統に就任したことを祝い、弘前市りんご公園にある金星・ふじ・大紅栄の3種類のリンゴの木を「総統の樹」と命名しました。

「総統の樹」は、2011年に弘前市の「リンゴ」と台南市の「アップルマンゴー」による果物交流が始まった翌年、台南市長だった頼清徳氏が弘前市を訪れた際、植樹しました。

弘前市 櫻田 宏市長
「弘前に総統になった方が植えたリンゴの木があるということは、台湾の方々にとってもぜひ見てみたい場所でありますし、弘前からも台湾に行った時は、そういう木がある場所が弘前だと紹介できるので、交流がさらに身近なものになっていくと思います」

市は「総統の樹」を新たな観光スポットにし、さらに台湾との交流を深めていきたいとしています。

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