たくさんの絵本を積んで全国を回っているキャラバンカーが、長野県内にやってきました。

「サルは1人でたべてばかり」

夢中になって絵本を読む子どもたち。

須坂市の井上小学校にやってきたのは、講談社のおはなし隊です。

本に親しんでもらいたいと1999年に始まり、これまでに全国を11周、2万3000か所以上回り、15日から県内にやってきました。

1台におよそ550冊の絵本や図鑑が積まれていて、子どもたちは気に入った本を手に取り、楽しそうに読んでいました。

男子児童:
本のどんなところが好き?
「セリフのところが楽しくて好き」

男子児童:
「図書館と違う本があるから、来てくれてうれしい」

女子児童が読んでいたのは、「干ししいたけ」が主人公の絵本。

女子児童:
「『干しじいたけ』が風に飛ばされて、お湯に入って生き返った。おもしろい」
「(色んな本を)もっと読みたくなった」

【紙芝居の読み聞かせ】
「新聞紙や紙の束が落ちていました。あれあれ、こんなところに捨ててあるよ、もったいない」

おはなし隊では読み聞かせも行っていて、子どもたちは、絵本の世界にすっかり引き込まれていました。

おはなし隊 牧野博美(まきの・ひろみ)隊長:
「いつもと違った環境で、いろいろな新しい本を手に取ることによって、本を好きになってもらいたい」

キャラバンカーは、15日から5月17日まで、県内の小学校や図書館など24か所を回ります。

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