鹿児島県警は20日、捜査情報を漏えいしたとして49歳の巡査長を懲戒免職処分に、女性の体を触ったとして51歳の警部を6か月の停職処分としたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、地方公務員法違反の罪で5月20日までに起訴されている曽於警察署の巡査長・藤井光樹被告(49)と、不同意わいせつの罪で起訴された県警本部公安課の警部・幸得健一郎被告(51)です。
県警はきょう20日付けで、藤井被告について去年6月から今年3月までの間、複数回にわたり業務上知りえた秘密を洩らしたとして懲戒免職処分に、また、幸得被告については今年3月中旬に県内で女性の体を触るなどわいせつな行為をしたとして6か月の停職処分としました。幸得被告はきょう20日付けで依願退職しました。
県警の現職警察官をめぐっては、県内の女子トイレで女性を盗撮した疑いで枕崎警察署の巡査部長が今月逮捕されていて、4月からの1か月半で3人が逮捕されています。
今回の捜査情報漏えいに関して、県警は20日、野川本部長が警察庁から厳重注意を受けたことを明らかにしました。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
