20日朝、宮城県の石巻港に係留中の貨物船で男性作業員2人が倒れているのが見つかりました。1人は意識不明の重体です。

20日午前7時40分頃、石巻港雲雀野北ふ頭の岸壁に係留中のパナマ船籍の貨物船EVER FELICITY(9589トン)の従業員から「船内で2人が倒れている」と消防に通報がありました。

石巻海上保安署によりますと、倒れていたのは石巻市の57歳の男性作業員と大崎市の53歳の男性作業員で2人とも市内の病院に運ばれましたが、57歳の作業員が意識不明の重体だということです。

2人は荷物の積み下ろしをするために船内の倉庫に入った際に酸欠状態になって倒れたとみられています。石巻海上保安署が現在、事故の詳しい原因を調べています。

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