18日、行方不明者を捜索していた警察官2人がクマに襲われたほか、顔に傷のある状態の男性1人の遺体が見つかった秋田県鹿角市の山林では、遺体の運び出しが難航しています。市と警察は20日の会議で今後の対応を協議しました。

18日の午後、秋田県鹿角市の山林で行方不明者を捜索していた男性警察官2人がクマに襲われました。現場近くでは、タケノコ採りのため入山していた青森県の64歳の男性の行方が15日から分からなくなっていて、警察官はその捜索にあたっていたところ、その男性とみられる人が顔に傷のある状態で死亡していた場所で相次いでクマに襲われたということです。2人はいずれも重傷とみられています。

まだクマがいる可能性が高いため、男性の遺体の収容にはいたっておらず、活動は19日の午後2時過ぎから止まっています。

市や警察は20日午後の会議で今後の対応について協議しました。市は猟友会が設置したわなの確認を続け、捕獲できしだい駆除する方針です。また警察は20日、地上からの遺体の収容を断念し、ヘリを使った空中からの収容を検討しています。

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