大分市の歓楽街、都町の飲食店で構成する団体「華都会」は、地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の復興を支援しようと、各店舗で集めた募金を渡しました。

華都会は、大分市都町のスナックなど飲食店主たちが地域の活性化と連携を目指し
て結成した団体で、地元の文化やコミュニティを支援する様々な活動を行っています。

今回の募金活動もその一環として実施され、地元の顧客や飲食店の協力を得て33万2079円が集まりました。

華都会の会員5人は、13日に現地を訪れ、輪島市本町商店街振興組合の高森健一理事長に直接手渡しました。

高森理事長は「やっと今後に向けての会議が始まり、2~3年での復旧を目指してい
ますが、高齢の経営者が多いのも課題です。商店街の方々はいまだにほとんどが仮
設住宅で暮らしています。まだまだ倒壊しそうな建物が多いので、なかなか復興が進まない」と被災地の現状について語りました。

輪島市本町商店街 5月13日

現地の商店街は、まだ焼け野原の状態で、周辺には崩れた建物が多く残っています。華都会のメンバーも現地の惨状を目の当たりにし、改めて復興支援の重要性を感じたと話しています。

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