プロ野球楽天イーグルスは17日から大阪でオリックスとの3連戦、いずれも「取られたら取り返す!」の展開となりました。

長い連敗はないもののなかなか連勝もできない状況が続く楽天、17日のカード初戦は、終盤同点に追い付かれながらも9回、村林が悪い流れをバットで断ち切ります。村林の決勝打で5対3と初戦を競り勝った楽天、ヒーローインタビューで村林は…。

楽天 村林一輝選手:
「取られたら取ろうという気持ちでベンチ一丸となっていきました」

しかし続く18日はオリックスの反撃を受けてしまいます。1回、楽天は太田のタイムリーなどで3点を先取、この日はこのままリードを広げていくかと思われましたが、その裏、先発の内があっさりと逆転を許します。立ち上がりからコントロールが定まらず甘く入っては打ち返される悪循環。1回に4失点、3回にも2失点で計6失点、8対3とオリックスに倍返しされる形で連勝を逃してしまいました。

そして、カード勝ち越しをかけた20日は、9回2アウトからドラマが。土壇場で1点差に詰め寄った楽天、さらにバッターは取られたら取り返す宣言の村林、詰まりながらもこれがタイムリー内野安打に。楽天が同点に追い付き勝負は延長戦へと持ち越されます。しかし、今回もあと一歩が及びませんでした。延長10回裏、サヨナラのランナーを抱えたマウンドの酒居、バッター宗に打たれます。終盤に粘りを見せたものの3対2とサヨナラ負けを喫した楽天、今回もカード負け越しと波に乗れない状況が続きます。

好ゲームもあるもののカード負け越しが目立つ楽天は5位に後退、借金は5となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。