病魔退散や魔除けなどの御利益があるとされる奈良市の唐招提寺で行われた「うちわまき」に5年ぶりに一般の参拝者が参加しました。

 太鼓の音が響く中、鐘の音を合図に僧侶がハート形のうちわを放り投げます。「うちわまき」は鎌倉時代に唐招提寺を再興した高僧・覚盛上人の命日である毎年5月19日に行われますが、新型コロナウイルスや天候の影響で関係者のみでの実施や中止が続いていました。

 今年は5年ぶりに一般の参拝者が参加し、約200本のうちわが4度に分けてまかれました。

 「うちわまき」に参加した200人はめいっぱいに手を伸ばしうちわをつかんでいました。

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