将棋の藤井聡太八冠が初防衛をかけた大分県別府市での名人戦第4局は、きのう夜、挑戦者の豊島将之九段が激しい攻め合いを制し、初白星を挙げました。
大分県別府市でおとといから繰り広げられた名人戦七番勝負の第4局。挑戦者の豊島九段が封じ手の39手目を指して、2日目が始まりました。
ここまで3連勝の藤井名人が初防衛を決めるか。別府市内では大盤解説が行われ、大勢のファンが勝負の行方を見守りました。激しい攻め合いとなった対局は、豊島九段が夜に入って徐々に形勢有利となり、95手目を受けて藤井名人が投了。
対戦成績を1勝3敗として、今月26日から北海道紋別市で行われる第5局に決着を持ち越しました。
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