政治団体「つばさの党」の代表らが公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件で、他陣営に対する演説妨害などが少なくとも15件確認されたことが新たにわかりました。

きょう送検されたのは、政治団体「つばさの党」▼代表の黒川敦彦容疑者(45)、▼幹事長の根本良輔容疑者(29)、▼幹部の杉田勇人容疑者(39)で、先月行われた衆議院東京15区の補欠選挙の期間中に、無所属で出馬していた乙武洋匡氏の演説を妨害した疑いがもたれています。

警視庁は複数の陣営からの被害届を受理していますが、その後の捜査関係者への取材で、現場で撮影された動画などから、3人による▼他陣営への演説妨害が5件、▼選挙カーを追い回す交通妨害が10件確認されたことが新たにわかりました。

警視庁は今後、公職選挙法の「交通の便の妨げ」での立件も視野に捜査を進めています。

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