青森県七戸町の私有地で4月、男性の遺体が見つかり、当時、会社役員だった男らが死体遺棄の疑いで逮捕された事件で、警察は男性の殺害に関わったとして、男3人を殺人の疑いで再逮捕しました。殺人の疑いで再逮捕されたのは、いずれも七戸町の十枝内伸一郎容疑者(47)と竹内洋容疑者(45)、それに六戸町の原子豊容疑者(55)です。警察によりますと3人は、2023年1月7日から2月2日ごろまでの間、七戸町のトラック運転手だった谷名幸児さん(当時54)を両手両足が縛られた状態で樹脂製容器に入れて蓋を固定し、七戸町内の私有地にあるコンテナに放置したあと、土の中に容器ごと埋めて殺害した疑いが持たれています。十枝内容疑者と竹内容疑者は、ほかの男女2人と共謀して、谷名さんに暴行を加えて車で連れ去り、死体を遺棄したとして逮捕・起訴、原子容疑者は覚せい剤所持などの疑いですでに逮捕・起訴されています。警察によりますと、3人と谷名さんは十枝内容疑者が経営していた運送会社で面識があるということです。警察は殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置して捜査を進めていましたが、谷名さんの殺害に関わった疑いが強まったとして18日、3人を殺人の疑いで再逮捕しました。警察は犯行の経緯などについてさらに追及する方針です。

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